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【大地丙太郎】『大地丙太郎のおととい来やがれ!』第7回、第8回放送後のインタビュー

2010 年 3 月 3 日 16 時 00 分

2月2日(火)~配信されております
「大地丙太郎のおととい来やがれ!」第7回、第8回放送後のインタビューを掲載します!

≪メインパーソナリティ≫  大地丙太郎さん
≪アシスタント≫       森谷里美さん

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大地丙太郎さん(以下、大地)  森谷里美さん(以下、森谷)
※ 敬称略させていただきます

■ 「大地丙太郎のおととい来やがれ!」第7回と第8回の収録、お疲れ様でした。
第7回は「時代劇」で盛り上がりましたが、カツシン(勝新太郎氏)の話題など、まだまだ語り足りないのでは?

大地:
もう、このカツシンの本((著者名)著『書名』)、誰かに朗読してもらいたいぐらい。

森谷:
それは(笑)。

大地:
昔の映画人の情熱に圧倒されるというか、自分でも「何かやらなくてはッ!」って気分になってくるよ。

■ カツシンご本人は若干、崩壊気味でしたが……。

大地:
彼くらい、人生と命を懸けて仕事に取り組めてるだろうかと自問自答してみたり(笑)。
とにかく、当時の熱気が迫ってくる、引き込まれる本だね。

森谷:
ものを作ってる方には是非、読んでもらいたいですよね。

大地:
覚悟があるなら、読めっ(笑)!

森谷:
おおーっ(拍手)!

■ イベントの方はいかがでしたか?

 大地:
僕にとって大きな収穫だったのは「呼吸」かな、切腹シーンの。
「呼吸」が大事だって、頭では解ってたんだけどね。今回、相手があって、初めて体感できたというか。

森谷:
えぇ。

大地:
元々、若いファンを啓蒙するつもりだったのに、いざやってみると、
僕の方が勉強させてもらったという(笑)。何があるかわからないね、ライブは。

森谷:
そうですね。

大地:
今回は演技的な話だったけど、スタッフ間にも当然、「呼吸」はあってね。
「アイツはこんな画を描いてくるだろうから、僕はこう受けてやろう」みたいな。

森谷:
何だか、難しそう。

大地:
アニメって、顔の見えない相手と仕事をすることもあるからね。独特な「呼吸」があるんだよ。

■ 森谷さんは声優として、「呼吸」を意識されることはありますか?

森谷:
なかなか難しいところですね。舞台と違って、
映像の場合、自分の意図した通りに「間」をコントロールできないこともあって。

大地:
編集の関係でね。

森谷:
本当は、相手のセリフから間髪入れずに喋りたいんだけど、
どうしても、「間」を置かなきゃいけない。だからといって、芝居の勢いも殺したくない、みたいな……。

大地:
そういう問題意識は大事だよ。持ち続けてれば、いつか解決法がみえてくる。
それは自然と理解できることもあるだろうし、カツシンみたいに、
既存のものを徹底的に破壊することで導き出す方法もあるし。

森谷:
なるほど。

大地:
成長の過程は人それぞれだろうけど、誰であれ、現状に満足しないことが大切だと思う。

■続いて、第8回についてのお話を伺いたいと思います。
第8回では、監督に「シナリオ」を熱く語っていただきましたが、森谷さんはお聞きになって、どういった感想をお持ちですか?

森谷:
シナリオは大切ですッ!
私たち、シナリオあっての仕事ですから(笑)。

 ■ セリフを「読んではいけない」というのは痛烈なメッセージと感じましたが。

森谷:
そうなんですよね。「読む」んじゃなくて、本当に「そういう気持ちにな」ろうと。
キャラクターとシンクロするためにも、ちゃんと感情の流れを組み立てるのが大事だと思ってます。

大地:
僕の現場では、セリフの一つ一つをしっかりと吟味するようにしてるんだけど、
他所だと、いい加減なトコもあるみたいで。
声優さんが「どう演じていいか、全く解らない」って、落ち込んじゃったりとか。

森谷:
それは凹むなァ……。

大地:
その点、『こどものおもちゃ』(‘96~98/テレビ東京系)でご一緒させてもらった
小田靜枝さん(倉田紗南役)は凄く意識の高い方でね。

森谷:
えェ。

大地:
一度、僕自身も納得できてないセリフを言わせちゃったことがあって。
やっぱり、小田さんから指摘されましたよ、「このセリフ、どうなってるんですかっ?!」って(笑)。

森谷:
アララ。

大地:
何とか誤魔化そうとはしたんだけど、バレてたと思うな。
僕と声優さんたちって、繋がりが深いからね。こっちの不安とか、自信のなさって、絶対に伝わっちゃう。

森谷:
確かに、そうかもしれませんね。

大地:
当時、『こどもの~』へ全力を傾けてるつもりだっただけに、キマリが悪かったよ。
生半可な気持ちじゃ、務まらないんだなって。

■ 現場で、声優さんサイドから監督に対して、セリフについての要望が出ることはありますか?

大地:
あるね。

■ そんな時は、どのように対応されるのでしょう?

大地:
取り入れるよ。大概、声優さんの方がキャラクターのことをよく理解してるからね。

森谷:
そういうものですか。

大地:
僕が全部のキャラクターをみてなくちゃならないのに対して、
声優さんはキャラクターと一対一の関係だから。「なるほどッ!」って驚かされることもあるよ。
よく考えてくれてる、キャラクターを愛してくれてるんだと思うと、嬉しくもあるし。

■ 森谷さんは、そういったご経験がありますか?

森谷:
不満とかではないんですけど、キャラクターの心情を掴みきれなくて、悩むことはありますね。

大地:
テスト(録音前のリハーサル)の段階で、セリフを変えてくる声優さん、いるよね。

森谷:
それ、考えたことありますよ。

大地:
面白かったら、そのまま採用しちゃったり。勿論、元に戻してもらうこともあるんだけど……。

森谷:
今度、やってみようかな。

大地:
チャレンジしてみるのはいいことだよ。そのためのテストなんだから。

森谷:
勉強になりますっ!

■ 本日は、ありがとうございました。

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